今回、駐在員にも人気で安くて、美味しい焼き鳥が食べられる「八咫烏」をご紹介します。
店名は、普段あまり見かけない漢字ですが「やたがらす」と読みます。
もともと、焼き鳥が好きで、安くて美味しい焼き鳥屋を某SNSで人気があると聞いたので、行ってみました。
シンガポールでリーズナブルに焼き鳥を食べたい方は、ぜひご覧ください。
ちなみにインターネットでの予約必須なので、お忘れなく★
稀にタイミングが良ければ予約なしでも、20時頃がちょうどお店の回転のタイミングのようで入れる可能性もありますが、予約は基本的にして行ってください。
八咫烏(yatagarasu)アクセス
MRT Raffles Place(ラッフルズプレイス)駅から徒歩5分の、サーキュラーロード沿いにあります。入り口の赤提灯が印象的!

サーキュラーロード沿いには、他の飲食店もたくさんあり、平日でも混雑しています。以前ご紹介した新鮮なラム肉が食べれる「ひつじクラブ」もあります。
店内の様子
お店自体は、比較的狭いですが、席数は多く、カウンターもあります。そして、2、3つ離れた場所にもお店があるようで、予約していた方の中で、そちらの離れという店舗を案内されている方もいました。人気があるお店なので、2つテナントを借りているのでしょうか。
お客様の中には、日本人の方もいましたが、圧倒的にシンガポール人の方が多くいるように感じました。
店員の方、焼き鳥を焼いている亭主らしき方が元気で活気があり、雰囲気が良いお店です。焼き鳥を焼いている亭主は日本人の方で、安心感があります。
メニュー
まずは、本日のおばんざいメニューから。手書き文字が日本の居酒屋を思い出させます。毎日メニューが変わるようで、残念ながら人気の親子丼は伺った日にはありませんでした。おばんざいメニューだけでもメニューが豊富なのに、これとは別に通常メニューの逸品料理メニュー表も用意されています。

サラダや揚げ物、〆料理たくさんあるので、どれを食べようかと迷ってしまいます。

ビールやウイスキー、焼酎の種類はもちろん、日本酒の銘柄もたくさん取り揃えられております。
シンガポールで日本酒の銘柄をこれだけ扱っている場所は数少ないのではないでしょうか。おつまみもたくさんあるので、お酒が進みますね。日本にいる感覚で飲むと、お会計が高くなるので、注意してください。
串の種類も豊富です。鳥の各部位の他に変わり種も用意されています。
串は、$2.5~と大変お得です。変わり種は、ユニークで「カレーライス」「焼きそば」がありますが、こちらは今回食べませんでした。気になる方は、ぜひ挑戦してみてください。

何を注文しようか迷ったり、メニューを見るのが大変という方は、こちらを注文してみてはいかがでしょうか。ドリンクと、サラダのみ選ぶだけで、あとは、お任せで提供してくれます。サクッと食べて、飲んで帰りたい方はぜひお試しください。
いざ、実食
最初、焼き鳥から注文しました。焼きあがったものをすぐに席まで運んでくれるので、熱々です。
(写真)
左上・・・ハツ
真ん中上・・・ぼんじり、しそ巻
右上・・・えりんぎ巻
左下・・・手羽先
真ん中下・・・レバー
右下・・・もも
串は全体的に塩気が強めですが、焼き加減は素材に合わせて変えている感じが伝わり、どれもちょうど良く、美味しく食べることができます。ぷりぷりの歯ごたえ、焼き加減で、使っている素材が新鮮なのが伝わります。
続いて、出汁巻き卵です。

シンガポールでこんなに美味しい、出汁巻き卵が食べられると思っていなかったので、感動しました。
注文を受けてからオープンキッチンスペースで1本ずつ巻いてくれます。出汁巻き卵をお箸で切ってみると出汁がじゅわ~と溢れ出ます。ふるふるで熱々な卵焼きは絶品なので、ぜひ行かれた方は注文してみてください。
本来は、5切れ乗っていますが、熱々なうちにと思い、すぐに食べてしまいました。
〆にとりそばを注文しました。

鳥の出汁がしっかり出ていて、味もしっかりついている半透明のスープは絶品です。そして、麺は歯切れの良い細麺であっさりとしていて、〆にもってこいの料理です。トッピングのお肉もしっとりとしていて、脂は感じられずあっさりと食べれます。
他には、たこの唐揚げ、とり雑炊を注文しました。
たこの唐揚げは、しっかり衣がついていて、サクサクしていて、味もしっかりしているので、おつまみにもぴったりです。
とり雑炊は、鳥そばと同じ味なのかと思いきや、味付けが鳥そばに比べ少し薄く感じました。料理によって変化がついていて、美味しく食べることができました。
5回ほど訪問しているのですが、鶏味噌茶漬けも美味しいですよ!
費用
今回、お酒を4杯飲んで、2人で$170でした。お酒は少し高めですが、焼き鳥、おつまみは、リーズナブルな価格です。
サービス
接客
まず席に座ると、キンキンに冷えたおしぼりを手渡ししてくれます。

なんとこちらのおしぼりは直前まで、冷凍されていたもので、渡されて手を拭くと、体温で溶かされてちょうど良い固さになります。面白いパフォーマンスですね。
店員の方たちはとても親切で、対応も良いです。亭主の方に店員の方が叱られている声が何度か聞こえましたが、嫌な感じはせず、活気があるということで◎。まだ研修中の方が多いのか、2回ほどメニューを間違えられてしまいました。男性の店員の方は安定的な対応をしてくれました。
子連れサービス
ベビチェアの用意や子供用の食器の用意はありました。店内には、私たち以外子供連れはいなかったので、平日はサラリーマンや、友人同士の方で賑わっているのでしょうか。ベビチェアは店の奥にしまわれていたようで、店員の方が出してきてくれました。食器のスプーンや、フォークは少し古めな感じで、プラスチックのささくれが目立ったので、持っていくことをおすすめします。全体的に味が濃い目なので、小さい子供がいる方は、食事を食べさせてから八咫烏(やたがらす)へ行くの良いと思います。
おすすめ
お役立ち情報
どういうときにおすすめ?
●友人と外食するときに
●会社の同僚と飲むときに
当日の17時に電話して予約が取れたのですが、予約していないと当日は入れない可能性があります。食べているとき、電話がひっきりなしになっていました。
訪問した情報
店名:八咫烏(やたがらす)
電話番号:+65 6221 7785
アクセス:72 Circular Rd, #01-01, Singapore 049426
1位 もも
普通のももの焼き鳥でしょ・・・!と思いながら、食べたところ噛んだ瞬間衝撃を受けました。肉厚のお肉は、火の通り加減が、絶妙で弾力があり、食べ応えがありました。
2位 レバー
レバーは、焼き鳥屋に行ったら絶対に注文します。シンガポールで半生のレバー串が食べれると思っていませんでした。火の通り具合もちょうど良く、パサつきが一切ありません。
3位 ハツ
コリっとした歯ごたえがあり、油もしつこくなく、何本も食べることができてしまいます。