赤ちゃんの寝かしつけに毎日苦労していませんか?「夜泣き」「寝不足」で精神的に疲れているママも多いはずです。あらゆる手を尽くしてやっと寝かしつけるママやパパもたくさんいます。
赤ちゃんを寝かしつけるときに添い乳を習慣にすると、毎回添い乳でないと寝なくなる上、浅い眠りで授乳回数が多くなり、ママの負担が大きくなります。今話題のイギリス人ナニーが考案した「ジーナ式」子育てで、赤ちゃんの寝かしつけから卒業しませんか?皆さんの睡眠時間やフリータイムを確保できるようになります。では、寝かしつけ不要、ジーナ式子てについて詳しく解説していきます。
もくじ
ジーナ式子育てとは?
^ジーナ式子育てという言葉を始めて聞く方も多いのではないでしょうか。
イギリスのジーナ・フォードというカリスマナニーが考案した寝かしつけ方法のことです。ナニーとは、日本でいうベビーシッターのようなもので、働いてきた経験から独自の育児方法を身に着け、広めたものです。
書籍も発行されております。

ジーナ式子育てをしている方のTwitterの声
ジーナ式子育て法を実践している方は多くいらっしゃいますが、最初は苦戦する方が多いようです。もちろん赤ちゃんはベッドに置けば泣きます。しかし慣れてくると、パパ、ママとの添い寝をしなくても良くなり、子供の寝かしつけに2時間かかった!ということもありません。今頑張れば、今後寝かしつけに手がかからなくなるということです。ジーナ式のおかけで、自分の睡眠時間が確保てきているという声もありました。

始めるベストタイミングはいつ?
ジーナ式子育てはいつから始めも大丈夫ですが、新生児から始めると良い習慣がスタートが早ければ早いほど成功する確率が高くなります。産後すぐは、授乳のタイミングが頻繁にあるので、生後3週目くらいから始めるのがおすすめです。できるだけ早い時期に取り組み、早く赤ちゃんに慣れさせましょう。
ジーナ式のやり方は?得られる成果は?
ジーナ式ネントレのポイントは4つ
- 授乳時間はママが決めます。
- 授乳しながら寝かしつけるのではなく、終えてから寝室に1人で寝かせます。
- 昼寝時間をコントロールし、日中に寝すぎないようにします。
- 就寝中に泣いている場合、様子は見ても決して抱っこをしてはいけません。
今までの子育てでは、赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ授乳をするという方法でした。しかしジーナ式は、ママが授乳する時間を決めます。
赤ちゃんが寝る時、抱っこひもでゆらしながら寝かせたり添い寝をしたりして寝かせる方法も止め、授乳を終えてから赤ちゃんに一人で寝てもらいます。昼寝の時間も眠りたいだけ寝かせるのではなく、時間を決めて昼寝をさせ、夜の睡眠をしやすく調節します。
1日のスケジュール決めて、完璧でなくてもなるべく決めた通りに生活するようにします。
ネントレ成功後得られるメリットは?
- 早い段階から夜泣きがほとんどなくなる
- 寝かしつけは必要なくなる
- 夜一度も授乳しなくて良い
- パパ、ママがゆっくり眠れる
夜泣きが続くと、精神的に辛くなります。パパ、ママが快適に過ごせるような環境が作れるので、心にも余裕が持てるようになり、日頃の赤ちゃんへの接し方についても良い影響をもたらします。
ジーナ式のスケジュールとは?決めることは3つ
いろんなやり方やスケジュールが紹介されていますが、決めることは3つです。
- 起きる時間
- 寝る時間
- 食事(授乳)の時間
決めた日課は夫婦ともにみんなが守らないと効果がないので家族の理解が必要です。授乳は寝室で約4時間ごとに行い、特に一般的な子育てと異なる点としては昼寝の時間を制限し、夜にぐっすり眠れるようにすることです。そして添い乳はやめ、寝る時間の30分前には授乳を終了します。では、スケジュールの基本例をあげます。
11時 | 授乳 |
15時 | 授乳 |
18時 | 授乳 |
19時 | 就寝 |
起床は7時、就寝は19時という基本ルールがあり、授乳と睡眠は必ず切り離すことがポイントです。スケジュールの予定がない場所は、明るい場所で遊ばせましょう。
月齢別の昼寝の合計時間は下記の通りです。昼寝の回数は1日2~3回になります。
• 0~1ヶ月 5時間
• 1~2ヶ月 4~4時間半
• 2~3ヶ月 3時間半
• 3~6ヶ月 3時間
• 6~12ヶ月 2時間半~3時間
これらをふまえた上で、3~4ヶ月用スケジュールを例にげると下記の通りです。
先ほど示したように、月齢に適した昼寝の上限は3時間になります。
7時 | 起床・授乳 |
9時~9時45分 | 朝寝 |
11時 | 授乳 |
12時~14時 | 昼寝 |
15時 | 授乳 |
18時15分 | 授乳 |
19時 | 就寝 |

スケジュール通りうまくいかない場合は?
赤ちゃんが昼寝しない、夜中に起きてしまうというトラブルがある場合、ルールが守れていないのかもしれません。毎日のスケジュールを何度も繰り返して定着させるメソッドの為、うまくいくようになるまで時間がかかります。他に以下のことを試してみるとうまくいくかもしれません。
- 寝る前に騒がしくしていませんか?→静かに過ごしましょう。
- 寝る時に部屋を暗くしていますか?→遮光カーテンなど利用して暗くしましょう。
- お風呂を出てすぐに寝かせていませんか?→1時間前までに済ませましょう。
- 赤ちゃんが病気で泣いているのではありませんか?→その場合は一旦中止します。
- 昼寝の時間は長すぎていませんか?→月齢ごとの合計時間と回数を守りましょう。
それでもうまくいかないときは、一旦やめてみましょう。ママがストレスになっては赤ちゃんが可哀相ですし、お互いにいい影響がありません。
すぐに実践できる夜泣きの解決法もご紹介しておりますので、ご覧ください。
まとめ
このようにジーナ式子育ての特徴からやり方まで解説しましたが、ご理解いただけましたか?最初は、寝るまで泣いていて可哀想と思ってしまうこともあるかと思います。抱っこするのはグッと我慢し、見守るようにしましょう。
寝かしつけ不要の育児とはいえ、毎日のルーティンとして起床、食事、昼寝、就寝時間をしっかり決め、赤ちゃんとの生活リズムを予定通りに合わせる忍耐強さが必要になります。ジーナ式はイギリス人によって考え出された子育て法であるため、生活様式など含めた暮らし方や価値観が合わないという人がいても納得できます。赤ちゃんは一人ひとり違って当たり前で、マニュアル通りにいかないのが子育てです。夜泣きが一生ずっと続くわけではありませんので、ジーナ式を試してうまくいかないときは決して無理せず、自分に合った子育てを見つけてください。
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