【現役ママが教える】子供が悪いことをしたらどう伝えれば良いの?上手な叱り方や注意の仕方は?

わが子は可愛いけれど、してはいけない事をしてしまったときはきちんと注意して叱らなければなりません。注意したり叱らないと、何が悪かったのかわからずに成長してしまい同じことを繰り返してしまいます。
「相手を思い、間違いを正しく良い方向へアドバイスすること」が叱るという意味です。
本記事では、子供への注意・叱り方についてのポイントやる気を出させる上手な注意の仕方について解説していきます。

合わせて読みたい記事:子供のしつけって何をすれば良いの?実は言ってはいけない言葉もあります

子供を叱るときのポイント6選

理由をきちんと説明する

「そんな事、考えたらわかるでしょ!」と理由も説明せずに叱るのはやめましょう。
頭ごなしに叱ってしまうと子供は不信感を持つようになり、反抗的になる為、逆効果になってしまいます。しっかりと子供の目を見て叱られた理由を説明すれば、子供も何を直すべきなのか理解する事ができます。

否定をしない

よく「おまえはヒドイやつだ!」「おまえは本当に言う事聞かないな!」「おまえは~・・・」と人格を否定するような言葉は使わないようにしましょう。
人格を否定してしまうと、親が何に怒っているのか、何がいけなかったのか分からず、子供は自分の存在を否定されてしまい自己肯定感だけが下がってしまいます。
いけない事をしたときに「○〇をしたらダメだよ」と、何がいけなかったのかちゃんと伝えてあげましょう。

叱った後の対処の方法を教えてあげる

叱られると、平気な子もいれば敏感な子もいます。敏感な子は、少しでも叱られると、この世の終わりのような絶望感を持ち落ち込んでしまいます。
ただ叱るのではなく、叱った後は「これからは人のおもちゃを勝手に取らないで、まず貸してと言ってね」「いきなり取らなくても、口で言えばみんなちゃんと聞いてくれるよ」と対処方法を伝えてあげましょう。

子供の話・言い分を聞く

どんなに子供が悪くても子供なりの言い分はあります。パパやママだけがずっと話をするのではなく、「どうして○○をしたの?」と問いかけ子供の言い分を否定せずに肯定して聞いてあげることで、話を聞いてくれるようになります。

目線を合わせて話す

子供に説明するときは、子供と同じ目線になって目を見て話すことが大切です。経験上、子供を見下ろす形で注意すると言うことを聞いてくれることはありませんでした。手を取って目線を合わせて話すと毎回ではありませんが、言うことを聞いてくれることが多かった気がします。

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改善したら褒める

以前に注意して改善されているところがあったら必ず褒めるようにしましょう。毎回叱られてばかりだと、子供もストレスを抱え、反発したくなります。子供は、パパ、ママに褒められることが一番嬉しいのです。また褒めてもらえるように、子供なりに努力するようになります。

子供を叱って大丈夫な子と叱るのに注意が必要な子

子供の性格は1人1人違うように、叱るときもみんな同じ叱り方をするのではなく
その子の性格に合った叱り方をしなければなりません。

叱っても大丈夫なタイプ

自分に自信あり・前向きで積極的・情緒が安定している子

叱られたことで「自分のために叱ってくれたんだ」「次は気をつけよう」と前向きに受け止めます。少し叱られてもプラスにとらえることができるので落ち込むことはありません。

のんびり・こだわりのない子

叱っても気にすることがなく受け流すことができるため、叱られたことに対して、あまりこたえません。

②叱るのに注意が必要なタイプ

意地っ張り・頑固な子

素直じゃなく、叱ると「どうせ○〇ですよ~」と言い返したり反抗してきたりしてきますが、実はこのようなタイプほど、心が傷つきやすくナイーブなのです。
傷ついてることを知られたくなくて隠そうとして意地をはってしまいます。
こういうタイプはいけないことをしてしまった事を叱る前に、なぜしてしまったのか
理由を聞いてみましょう。理由を答えてくれた時は、「そっか、そうだったんだね」と承認して、そのあとに「でも○〇をしたらよくないよね」と伝えてあげると聞いてくれます。

気が小さく臆病な子

少しでも注意をしてしまうと、同じことを2度とやらなくなります。
またやったら怒られると思ってしまうのです。このタイプはあまり叱らないほうが良いです。

子供をやる気にさせる注意する方法

褒めて、注意して、褒める

STEP1

最初に「いつも○〇してくれてありがとう」「○○は本当に優しいよね」などと、子供の存在を褒めてあげます。
STEP2

注意すべき本題に入り「○〇したら良くないよね。どうしてそんなことをしてしまったの?」と注意をします。
STEP3

最後に「いつも優しい○○が○〇してしまうなんてよっぽど何か理由があるんだよね。
もしよかったら話きくよ」と、褒めつつ耳を傾けてあげる。
このように、注意を受けた子も褒められた部分もあるので嫌な気持ちにならずに注意されたことを受け入れることができます。

悪い所だけを集中的に注意してしまうと、自己肯定感は下がり自己評価も下がり
注意されたことよりも自分の存在そのものを否定されたと感じてしまいます。

どうしてもイラっとして叱ってしまう時の対処法

自分がすぐに怒って叱ってしまう事に反省して「明日こそは叱らずに笑顔でいよう」なんて思っていても、目の前で言うこと聞いてくれなかったりするとまた怒ってしまいます。そんな時の対処法を考えていきたいと思います。

あきらめる

この子のためにちゃんとしつけてあげなくちゃ、叱ってあげなくちゃと思い注意したり叱りつけますが、どんなに何度言ってもわかってくれない時は、あきらめることも大切です。「何度も言っているから、きっとわかってくれている」、「この子なりに考えてやってるから大丈夫」といったんあきらめてみることも必要です。どのように注意すれば聞いてくれるのか考え、次に生かしましょう。

お茶を飲んだりと一息ついたりしてみる

一緒にいることで、ついイライラして感情的になってしまう時は、まずはお茶やコーヒーなどを飲んでブレイクして落ち着きましょう。
そうすることで子供の言い分や話を聞けるようになったりします。
落ち着いたことで、子供も話を聞いてくれるようになるのではないでしょうか。

まとめ

子供への注意・叱り方について解説しました。冷静になれないときは、全てやらなくても良いと思ういます。ポイントをしっかりおさえて、ぜひ実践してみてください。
子供が受け止めて納得してくれるような注意・叱り方を心がけて伝えていきましょう。

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